本日付の日本農業新聞信越版に、先日実施した佐渡牛乳無料配布の記事が掲載されました。
------以下、掲載内容------
佐渡乳業は20日、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため小・中学校が臨時休校となり、その影響で、消費が減った牛乳を無料で配布した。佐渡市内のJAエーコープ佐渡7店舗に訪れた小学生以下の親子連れに、200mlパック合計500本を配った。
佐渡島内の小・中学校に給食用の牛乳を納入している佐渡乳業は、休校による給食休止に伴い、約10トン(200ml5万本分)が余剰となった。うち8トンは、指定団体である北陸酪連を通じて島外に送乳。残りの2トンは、牛乳やチーズ、バターなどの乳製品加工に回すことで対応した。今回、自宅待機を余儀なくされている子供らを元気付けようと無料配布を行った。
インターネット交流サイト(SNS)やメールサービスでの呼び掛けに応じて、実施場所の一つであるエーコープ金井店では、10時頃から親子連れが次々と来店した。レジでの精算時に佐渡牛乳を子どもたちに手渡した。
受け取った子どもたちは「学校で飲んでいる佐渡牛乳を家でも飲みたい」と、うれしそうに話した。また、同市金井の女性(38)は「子ども3人が毎日牛乳を飲むので、こうした対応はありがたい」と話した。
各店に用意した牛乳は、昼ごろには配布を終えた。佐渡乳業の池野一昭専務は「毎日給食で飲んでいた佐渡牛乳を飲んで、ますます元気になって新学期を迎えてほしい」と話した。
------掲載内容ここまで------